ヤマトシ板金工業について

ヤマトシ板金工業
について

会社概要

会社名

ヤマトシ板金工業

加盟団体

三重県板金工業組合
三重県建設労働組合
亀山商工会議所

創業

1958年8月1日

所在地

〒519-0103三重県亀山市川合町696

連絡先

TEL:0595-82-5036 
FAX:0595-83-2783

代表者

早川 義基

資格

一級建築板金技能士
ものづくりマイスター認定
職業訓練指導員(塑性加工科)

経歴

三重県立四日市工業高等学校建築科卒業
三重県板金高等職業訓練校卒業 現在講師
三重県立伊勢工業高等学校 講師

創業1958年
三代続く技術

初めまして、代表の早川 義基です。
ヤマトシ板金工業は、1958年に祖父が亀山で立ち上げた家業を原点としています。時代とともに業態を少しずつ変えながらも、ものづくりの技術は代々受け継いできました。
現在は私が三代目として、その歩みを続けています。
ここでは、祖父と父の仕事ぶりを通して、これまでの歩みをご紹介したいと思います。

敏速さ、正確さで
地域の多くの仕事を手がける

ヤマトシ板金工業は、高度経済成長期に入った頃、私の祖父は建物の外装として需要が高まっていた「波型スレートの」施工職に従事する中で、施工の技術や経営のノウハウを得て、1958年「山敏組」として創業しました。
当時求められた「より早く、より多く」に、独自に培ってきた施工の敏速さ、正確さで応え、1980年代初め頃までは、地域で多く仕事を手掛けてきました。

山敏(ヤマトシ)組の屋号が入ったトラックが写っています

—祖父が仕事をする姿—

祖父が現役で仕事をしていた頃、子供だった私は時折現場に付いていく事が有りました。祖父や父が効率よくリズムを作る様に工夫をして仕事をしている様子に、「こうやれば早く出来るのか」と手伝いをしながら感じた記憶が有ります。

1995年 父が事業を承継

時代の移り変わり
建築板金の道へ

スレート施工の需要が少なくなるにつれ、父は仕事量保持のため建築板金の技術を独自に習得し、施工を手掛けるようになりました。
建築板金は扱う材種も多く、知識も新たに必要になりますが、多様な案件を受注できるようになりました。

父の作業姿

「ものづくり」をする父の姿—

私が幼稚園児の頃、父が板金製の箱を製作するのを見た時の事です。「こんなものが自分の手で作れるのか」と感服した記憶があります。それは初めて見た「ものづくり」であり、興味を持つきっかけとなった出来事でした。

現在の作業場

2022年私が事業を承継
「ヤマトシ板金工業」に改称

私は高校卒業後、家業に従事しながら板金職業訓練校にて基本技術を学びました。
近年は、小規模な工事、住宅等の新築、改築の板金工事を主にお受けしています。
店舗内装や家具の一部に板金を使うなど、特殊な板金加工案件も施工実績が有ります。今後は、培ってきた経験を活かし、建築外装に限らず、私なりの板金技術の活用の可能性を模索しつつ仕事に取り組みたいと考えています。

もう一つの仕事

ここ数年は、ご縁が有り工業高校と板金職業訓練校の講師を務めています。これまで、「銅板のホイッスル製作ワークショップ」や「板金製の茶室の欄間の製作」などを生徒と共に取り組みました。伝え方を工夫し意図が理解された時や、作品が完成し、生徒たちも達成感を得ているのが伝わってきた時は私も嬉しく、充実した気持ちになります。
普段の業務とは違う時間を過ごす経験は、私にとって、ものづくりの楽しさ、素晴らしさを再認識させてくれる貴重な機会となっています。

ワークショップで製作した銅板のホイッスル